痛くない麻酔(2)

痛くない麻酔というタイトルで一度投稿しましたが、その追加です。

痛がりの患者さんに、痛くない麻酔をするとき(特に針をさす瞬間)に行っている工夫についておはなししたいと思います。

(1)はぐきの表面をうすくすくいとるかんじで針をさしている。

(2)患者さんの呼吸(お腹の動き)に合わせて針をさしている。

(3)患者さんに手を強くにぎりしめてもらっておいて針をさしている。

などです。
長年の経験からいいますと、いちばん効果があるのは、(1)と(3)の組み合わせのようです。

といっても日常的にはあまり実施していません。なぜなら(1)だけで十分痛くないからです。

前回おはなししましたように、最近は細くて痛くない注射針や、良質の表面麻酔がありますから、すでに麻酔はあまり痛くなくなっているのです。

ちなみになぜ(3)が効果があるのかといいますと、針をさす瞬間にはぐき以外の部分に意識をそらすことができるからです。

楽にしてくださーいとか、じっとしててくださいねーというアドバイスではかえって痛くなります。

多少力をいれてくれているほうが、麻酔は痛くなくてすみます。
意外ですよね笑。
 

Filed under: 歯の麻酔 — admin 02:09