かりばがはずれるとき

患者さまから、かりばがはずれたのでつけてくださいと連絡をいただくことがあります。
患者さまはそのときのことを思い出しながら、「硬いものは気をつけてたんですけど..」と不思議そうに話されます。

そのとおりなのです。
じつは、歯がはずれるときというのは、硬いものではなくて、どちらかというとじわじわかみこみながら食べるパンのようなものをかんだときのほうが多いのです。

硬い食べものの場合は目で見て反射的にかまないように判断しますし、かんだとしても歯の感覚が瞬時に硬さを察知してかむのをやめますからそれほど心配ないのです。

見た目にやわらかそうなパンや、たいして硬そうに思えない野菜のようなものが、じつは注意すべき食べものなのです。

かりばは、はずれると困りますが、はずしたいときにはずれないのも困りますので、接着剤の強さを少しだけ弱くしてあります。
ご迷惑をおかけしますが、本物の歯がはいるまで、どうぞご注意なさってください。

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