小さなほんのわずかな歯のすきまを樹脂製の材料で閉じました

小さな歯のすきまでも気になるものです

小さなわずかな歯のすきまを樹脂製材料で閉じた写真です。
ほんのわずかな歯のすきまですが、ご本人さまにとりましてはとても気になるようです。

歯の内側側面に接着剤を塗布してから、樹脂製の材料(コンポジットレジン)を接着してすきまを閉じました。

歯をけずりませんし、その日のうちに治療が終わりますので、とても喜ばれています。

歯のすきまはなぜ生じる?

学童期の時点ですでに歯のすきまが生じている人の場合は、顎の大きさに対して歯の大きさ(横幅)が小さいことが原因になっていることが多いようです。

一方で成人してから歯にすきまができる方は、歯周病傾向が強まったために生じることが多いようです。

歯周病によって徐々に歯が伸びてきたり、ねじれたりした結果、歯の間が開いてくるケースをよく拝見します。

歯周病でなくても、人間のからだは常に変化していますから、自然現象あるいは老化の一現象として、歯の移動が起こっていることも考えられます。

上記要因とは別に、上唇小帯(じょうしんしょうたい)といって上まん中の歯の上部歯肉にひだのような組織が強くくっついている場合も、歯の間にすきまが生じる原因になります。

過剰な上唇小帯は、健全な歯列を育成するうえでさまたげとなりますので、幼児期~学童期に切除しておくことがのぞまれます。

その他の原因

今回紹介させていただきました治療例は、上記のどれにもあてはまらない原因によるもので、歯の形態が先細りになっているために、歯の間(先の部分)にすきまが生じたものです。